特許無料開放はスタンダードになるかもしれない
(引用元)
山口大学は特許など保有する知的財産を一定期間無料開放する。知財の有効活用を図ると同時に、地域企業の育成・活性化につなげる。
(引用元ここまで)
テスラやトヨタなど大手企業が特許を無料開放したと思ったら、国立大学法人である山口大学までもが無料開放に踏み切りましたね。しかも、大企業3年、中小企業5年の期間にかぎっては、企業が払うのは事務経費のみで、事業が進んだ場合だけ有料契約という破格の条件。
休眠特許の活用という国の強力な推進の意志が背景にあると思われます。
単純に思うのは、山口大学が無料開放した特許をもとに実現性のある企業とマッチングさせてあげればいいんでしょうか。技術系弁理士が活躍できそうな気がします。段階が進めば商標にも繋がるでしょう。
これまでは、アイデアを防衛するためだけの特許。これからは既にある特許をもとにビジネスを構築する手法。
テスラやトヨタの無料開放では「これやりなさい」と進むべき道が示されていました。
例えば「EV充電ステーション」つくりなさい、「水素ステーション」つくりなさいってことです。
山口大学の無料開放では、それがありません。
んじゃ、そこやってあげればいーんじゃね?ってことで頭きりかえていかないとですねー。