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反戦がイデオロギーであってはならない
- 田中康之
- 2015年7月26日
- 読了時間: 1分
それぞれの国を一言であらわすなら。
あなたは何と応えるだろうか。
私が思う、日本を一言であらわすなら「反戦」なんだろうと思う。
ほとんどの日本人に共通する概念だと信じる。
70年前の敗戦は、国一つの概念が丸ごとひっくり返る程の衝撃だったのだろう。
だから、何があっても戦争はダメなんだと。
これまでの想像を絶する体験から学んだ叡智だ。
最近、この素晴らしい叡智がイデオロギーに変貌して政治思想の旗頭にされる例が増えている。
イデオロギーに変貌した瞬間、その理念を達成するためにどんな犠牲も厭わなくなる。大いなる自己矛盾を抱えながら、尚自らを省みることはない。
今、日本はイデオロギー対リアリズムの構図になりつつあるように思う。
戦後70年を迎え、もう一度「反戦」そして「平和」を達成するために何をするべきか、皆で考えることが必要ではないだろうか。
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