ネット炎上を追いかけている会社があった!
(引用元)
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※ネット炎上とは…ツイッターで50回以上のリツイートがされ、特定のまとめサイトにまとめられたものから当社が“炎上”としたもの
■2015年7月の概況
7月のネット炎上件数は前年同月比20%増の59件となりました。数か月横ばいが続いていますが昨年に比べるとまだ高い水準と言えます。
多かった内容は、一般人の不適切行為への批判は相変わらず多く16.9%、
番組内容への批判等のメディアが対象となったものが13.6%、
教育関連での事件や不祥事への批判といったものが11.9%ありました。
また食品への異物混入関連も数件見られました。
(引用ここまで)
私たちパテナビも相当変わったことやってるな~という認識でしたが、
まさか「ネット炎上」についてレポートが出ているとは衝撃でした。
でもこれ、めっちゃ参考になります。
最も多い不動の一位“一般人の不適切行為への批判”は、
記憶の新しいところではコンビニの冷蔵庫に入って写真撮影・投稿とかですよね。
記事によれば、7月によく見られた不適切行為への批判は、一般女性が電車内等で頭髪が薄い、太っているなどといった要素を持った中年男性を無断で撮影し、SNSに投稿するなどしたことだそうです。
個人的には学校のいじめ問題に似ていると思うんですよね。
された側の行く末のみならず、行為をした自分自身にまで跳ね返ってくることが想像できない。
極端かもしれませんが、他人を自殺教唆に追い込んでもリアリティを感じない、昨今の異常な事件の増加など、関連性を感じずにはいられません。
次いで多いのが“番組内容への批判等のメディアが対象となったもの”
これね…ホントに象徴的だと思うんですよ。
パテナビは左右どっちがどっちという意見は述べません。
でも従来のメディア(大体言わなくても分かるでしょう)は思いっきり偏向でしたよ。
偏向について世論からダメ出しがあることは多くの人が気付いているんですが、メディア同士かばい合って自己弁解ばかりでしょう?
TVでもコメンテーターがマスコミのせいとか発言すると異常に食って掛かるでしょ。
いや、それ自体が異常なんだって。
インターネットが普及して従来のメディアは最早絶対的神じゃないんだから。
このことについて、たぶんホントに解ってないんでしょう。
行きつくところまで行かないと自省できないのは何でも一緒ですね。
3つめの“教育関連での事件や不祥事への批判”はどうなんでしょうね。
教育側の不祥事や問題も多い。
批判する側の過保護さ(モンスターペアレント)も多い。
昔は明確だった関係性が今は曖昧ですよね。暗黙の了解だったと言ってもいいでしょう。それが消失している感じがします。
たとえばよくみる光景、先生になりたての若者より、親のほうが人生経験豊富な年上だったりするとき、
その前提条件を覆すほど若者が一人でがんばれるかっていうと難しいと思うんです。
それこそ暗黙の了解っていうね。
昔も今も条件に違いはないと思いますが、現代になって問題が顕在化するのはなぜか。
真剣に考えたほうがいいかなと。
結論として言えるのは、これまでの“枠”を“守る”ことも必要ですが、“守り切れない”時代であるということです。
たとえSNSを規制して縛っても、それに代わる何かが必ず出てきます。
私たちのプライバシーは守られているし守らなければいけないと公に言われているだけで、実際は既にダダ漏れです。
あなたに一定上の価値が認められた瞬間プライバシーはなくなるでしょう。
つまり、そんな時代の流れを認める認めないではなく、どう付き合っていくかということです。
とりとめのない結論ですが、そういうことです(汗)