外国特許情報サービス「FOPISER」開始!
ロシア・台湾・オーストラリアの特許情報を日本語で照会できる画期的なサービス
※FOPISER画面
特許庁が提供しているプラットフォーム「J-PlatPat」、「中韓文献 翻訳・検索システム」サービスに続き、外国特許情報サービス「FOPISER」が8月7日導入されました。
最大の特徴はなんといってもロシア・台湾・オーストラリアの特許情報を日本語で検索できること。「J-PlatPat」では網羅できていなかった部分です。
これまで「J-PlatPat」で検索できたアメリカやヨーロッパ関連の特許情報は、欧州特許庁(EPO)のEspacenetによるPatent searchgaが優秀だったりするので英語が得意な人はそちらを使うことも多かったはず。
しかし、ロシアや台湾の言語は馴染みがなく検索するのがとても困難でした。
言語が分からないため各国に情報検索システムが整備されているかいないかさえ分かりません。
その課題を解決する意味で「FOPISER」による無料検索サービスは画期的な試みだといえます。
今後も照会可能な外国特許情報(シンガポール、フィリピンなど)を追加していくとのことなので、さらなる利便性の向上が見込めます。