女性活躍推進法が成立っ
平成27年8月28日、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)が成立しました。
平成28年4月1日から、労働者301人以上の大企業に、女性の活躍推進に向けた行動計画の策定など新たに義務づけるそうです。
この法律ってそもそも何を目指してるんですかね。
おそらくですが、女性管理職比率が欧米の30~40台に対し日本は11%であるとか、日本の男女格差が142か国中104位と大きい(世界経済フォーラムが世界各国の男女平等の度合いを測った指数(2014年))との評価を是正するためでしょうか。
あれれ、女性ってそんなに活躍してないんかな~?と
女性の活躍って社会の労働生産サイクルに組み込まれる意味と同義なんでしょうか。
そういう意味ではまだまだ活躍していないかもですね。
会社で登り詰める過程で不当な壁は確かにあるでしょう。
でも今まで出会った皆さんのなかには、そもそも管理をしたくない、仕事とプライベートを分けて好きなことに打ち込みたい、家庭を大事にしたいなど、会社に過度に帰属することを拒む人のほうが圧倒的に多かったんですけどね。
なんというかこの法律、当事者である女性の皆さんの意見が置き去りになってる気がするんですよね。
と、疑問ばかり言っていても仕方がないので。
同法成立の意義は個人的に評価したいところです。
課題は、ズバリ実効性です。
女性の社会進出を阻害している最も大きな原因は、社会全体の意識が変わらない(保守的)ことだと思うので
・まず意識改革→自然に変えることは難しいから法律で義務付けることはアリだと思う。
・働き方の意識改革→ハードワーカーじゃないとダメ的な意識がダメ。効率よく仕事と家庭を両立できる社会を実現
・良い意味での区別→ハードワーカーが必要不可欠なポジションもある。出来る人が担うこと。働き方が違うポジションに強制しない。
少なくともこの3つが是正できれば変わるんじゃないでしょうか。
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なんか・・
書いててやっぱり難しいなって思ってしまいました。
と、とにかく前には進んでいるので一歩ずつ変わっていくしかないですね。